タイに住んでいたらタイ語を話せるようになる。
こんなことを聞いたことがあります。
私の個人的な観察だと、
10年以上住んでいても、
ほとんど話せていない日本人って多くいますよ。
どうして10年以上もタイにいて、
タイ語を話せるようにならないのかと言えば、
とっても簡単な理由があります。
タイ語の勉強していないからです。
さらに言うなら、タイ語を勉強しなくても
生きていけるからです。
タイで生活していたらタイ語に慣れてくる
と言っても限界があります。
買い物するときも使う言葉は限られているから
頭打ちしますし、
そもそも買い物のときってそんなに話しません。
買い物のときの言葉をマスターしても
タイ人と一般的な会話できるようになるわけではありません。
テレビも昔と違って日本のテレビを
安い値段で見ることができますし、
YouTubeなどで日本の番組を見るはずです。
私がタイに来たころは、
スマホはなくて日本の情報はかなり手に入りずらかったので、
自然とタイのテレビを見ていましたし、
ラジオも聞いていました。
でも、今のように気軽に日本の情報にアクセスできる環境で、
タイのテレビを好んでみる人は少ないはずです。
さらに、タイ人の友達ではなく、
日本人同士でつるんでいたら、
10年以上住んでいても
タイ語を使う機会なんてほんとうに少ないです。
タイ語を使う機会が少なければ、
タイ語の勉強を進んでしようと思わない人は
ほとんどタイ語に触れずに1日を過ごすことも可能です。
だから、タイに何年住んでいようが、
自分からタイ語を学ぼうという姿勢がない人は
全くタイ語を話せないということがあるのです。
逆に、数年住んだだけで、
ペラペラになる人もいます。
そんな人は、自らタイ語の世界にどっぷり浸かり、
地道に語彙を増やしていっています。
タイ語の単語を増やさない限り、
タイ語を話せるようになるわけありませんからね。
ということで、
タイに住んでいたらタイ語を話せるようになるわけではないよ
という話でした。
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