タイ語を勉強し始めた人が、特につまずきやすいのがタイ文字です。
子音字の形が似ているうえに、母音記号や声調規則もあり、 「何から覚えればいいのか分からない」と感じる人も多いと思います。
私もタイ文字を独学する中で、いくつかの教材を試しました。 その中で、特に覚えやすいと感じたのが、 中島マリン著『挫折しないタイ文字レッスン』です。
実際にこの本を使ってみると、説明を読むだけでなく、 書く練習と復習を繰り返せる構成になっていました。
『挫折しないタイ文字レッスン』は、 タイ文字を初めて学ぶ人や、一度挫折した人に向いている教材です。
特に、文字を一度見ただけでは覚えられず、 復習しながら少しずつ身につけたい人におすすめです。
『挫折しないタイ文字レッスン』の基本情報
| 書名 | 挫折しないタイ文字レッスン |
|---|---|
| 著者 | 中島マリン |
| 監修 | 赤木攻 |
| 出版社 | めこん |
| 主な内容 | 子音字、母音符号、声調、末子音字、二重子音字など |
「挫折しないタイ文字レッスン」は今でも使える?
この本は2006年に発売された教材です。
そのため、 「かなり前の本だけど、今から使って大丈夫?」 と思う人もいるかもしれません。
結論から言うと、 タイ文字を初めて学ぶための教材としては、 今でも十分使える と私は思います。
タイ文字そのものや、 子音・母音・声調の基本ルールが 数年で大きく変わるわけではありません。
実際、この本は現在まで重版が続いていて、 長くタイ語学習者に使われています。
特にこの本の強みは、 最新のタイ語表現を覚えることではなく、 「タイ文字をどうやって覚え始めるか」 という部分です。
日本人に身近な音から入って、 少しずつタイ文字へ慣れていくので、
「44文字を最初から全部暗記しようとして挫折した」
という人には、 今でもかなり相性のよい教材だと思います。
実際に使ってよかったところ
1.日本人が入りやすい順序で学べる
この本の大きな特徴は、日本人になじみのある五十音を手掛かりに、 タイ文字を学んでいくことです。
タイ文字の一覧を最初から丸暗記するのではなく、 日本語の音と結び付けながら進められるため、 完全な初心者でも学習に入りやすいと感じました。
2.一度に覚える量が多すぎない
タイ文字は、一気にすべて覚えようとすると混乱しやすい分野です。
この本は、必要な文字や規則を段階的に学び、 その都度練習する流れになっています。
先を急ぐというより、 一つずつ理解してから次へ進みたい人に向いています。
3.前に学んだ内容の復習が入る
私が特によいと感じたのは、 前に学習した文字や規則が、その後の練習にも出てくる点です。
新しい文字だけを覚えていると、 前日に学習した文字をすぐに忘れてしまいます。
この本では、先へ進みながら以前の内容も確認できるため、 覚えたタイ文字を少しずつ定着させられました。
4.実際に書きながら覚えられる
タイ文字は、眺めているだけではなかなか区別できるようになりません。
私は本の横にノートを置き、 教材に出てきたタイ文字を実際に書きながら進めました。
手を動かして書くことで、 似ている文字の細かな違いにも気づきやすくなります。
私が行った効果的な使い方
本に書かれている問題だけを解いて終わるのではなく、 次の方法で学習しました。
1.本の横にタイ文字練習用のノートを置く
2.出てきたタイ文字を実際に書く
3.問題の正解だけでなく、選択肢にある文字も読む
4.読めなかった文字をもう一度書く
5.次の日に前回のページを短く復習する
例えば、「タイ文字で焼きそばと書いてあるものはどれか」 という選択問題があったとします。
正解だけを確認するのではなく、 選択肢にあるほかのタイ文字も読み、ノートに書きます。
問題に正解することが目的ではなく、 教材に出てきたタイ文字を読めるようになることが目的だからです。
この方法は少し時間がかかりますが、 先へ急いで忘れるより、結果的には効率がよいと感じました。
1日どのくらい勉強すればいい?
最初から長時間取り組む必要はありません。
私は、毎日少しずつでも本を開き、 タイ文字を書く時間を作ることが大切だと感じました。
| 時間 | 取り組み方 |
|---|---|
| 5分 | 前日に覚えた文字を見ずに書く |
| 15分 | 復習をしてから新しい内容を少し進める |
| 30分 | 問題、書き取り、読み上げまで行う |
忙しい日は5分だけでも構いません。 数日間まったく開かなくなるより、 短時間でもタイ文字に触れ続ける方が定着しやすくなります。
この本が向いている人・向いていない人
特に向いている人
私が実際に使った感覚では、 次のような人には特に向いています。
- タイ文字を初めて勉強する人
- 44文字を見て一度挫折した人
- 文字をただ暗記するのが苦手な人
- 実際に書きながら覚えたい人
- 独学でも順番に進められる教材が欲しい人
- 一冊を繰り返して身につけたい人
特に、 「タイ文字をどこから覚えればいいのか分からない」 という完全初心者には使いやすいと思います。
逆に、あまり向いていない人
一方で、 万人向けの本ではありません。
- すでにタイ文字をある程度読める人
- 会話フレーズだけをすぐ覚えたい人
- リスニング中心で勉強したい人
- タイ語の最新スラングや日常表現を学びたい人
この本の中心は、 あくまでタイ文字の読み書きの土台作りです。
「旅行ですぐ使える会話を覚えたい」 という目的なら、 会話教材を先に選んだ方が効率的です。
購入前に知っておきたい注意点
この本だけで、 タイ語会話まで全部身につくわけではありません。
あくまで強いのは、 タイ文字の読み書きを始める部分です。
タイ語を実際に話せるようになるには、
- 音声を聞く
- 声に出してまねする
- 単語や例文を覚える
- 実際に使う
といった練習も必要です。
私は、 タイ文字はこの本で進めながら、 会話やリスニングは別の教材で並行する 方法が使いやすいと思います。
また、 この本は「読むだけ」より、 ノートを横に置いて実際に書いた方が 圧倒的に活かしやすい教材です。
この本が向いている人・向いていない人
特に向いている人
私が実際に使った感覚では、 次のような人には特に向いています。
- タイ文字を初めて勉強する人
- 44文字を見て一度挫折した人
- 文字をただ暗記するのが苦手な人
- 実際に書きながら覚えたい人
- 独学でも順番に進められる教材が欲しい人
- 一冊を繰り返して身につけたい人
特に、 「タイ文字をどこから覚えればいいのか分からない」 という完全初心者には使いやすいと思います。
逆に、あまり向いていない人
一方で、 万人向けの本ではありません。
- すでにタイ文字をある程度読める人
- 会話フレーズだけをすぐ覚えたい人
- リスニング中心で勉強したい人
- タイ語の最新スラングや日常表現を学びたい人
この本の中心は、 あくまでタイ文字の読み書きの土台作りです。
「旅行ですぐ使える会話を覚えたい」 という目的なら、 会話教材を先に選んだ方が効率的です。
まとめ
『挫折しないタイ文字レッスン』を使ってよいと感じた点は、 次のとおりです。
・一度に覚える量が多すぎない
・前に学んだ文字を繰り返し復習できる
・実際に書きながら覚えられる
・独学でも段階的に進めやすい
タイ文字は、短期間ですべて覚えようとすると苦しくなります。
少しずつ書き、何度も復習し、 読める文字を一つずつ増やすことが大切です。
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