タイ語を独学で始めようと思っても、最初は何から手をつければよいのか迷います。
会話から始めるべきか、タイ文字を覚えるべきか、単語帳を作るべきか。教材も多く、調べるほど分からなくなることがあります。
私も、勉強を始めては止まり、別の教材へ移り、また最初からやり直すことを何度も繰り返しました。
その経験から、初心者が遠回りを減らすための順番を、5段階に整理しました。
このページの結論
最初から完璧なタイ語を目指すのではなく、基本教材を繰り返す → 音をまねる → 必要な単語を覚える → 実際に口から出すという順番で進めます。
ステップ1|目標と学習時間を決める
最初に決めるのは、教材ではなく目的です。
旅行で簡単な会話をしたい人と、タイで生活したい人、ドラマを字幕なしで理解したい人では、必要な学習量が違います。
まずは「3か月後に、どのような場面でタイ語を使いたいか」を具体的にします。
学習の全体像と90日間の進め方を先に確認できます。
ステップ2|初心者向け教材を1冊選び、3周する
最初から何冊も教材を買う必要はありません。
初心者向けの音声付き教材を1冊選び、音声を聞き、まねして発音し、例文の意味を確認します。
1周で覚えようとせず、2周目、3周目と繰り返して、基本表現を自分の中へ入れていきます。
一冊の教材をどのように繰り返せばよいかを解説しています。
初心者向け教材、辞書、タイ文字教材を目的別に比較できます。
ステップ3|タイ文字と発音を少しずつ学ぶ
会話を始める前に、タイ文字44字をすべて完璧に覚える必要はありません。
ただし、タイ文字を読めるようになると、辞書を引きやすくなり、発音や声調を正確に確認できるようになります。
会話練習と並行して、毎日10~15分程度のタイ文字学習を進めます。
締切を決め、毎日少しずつ進める30日間の計画です。
短い時間で反復し、生活の中でもタイ文字を探す方法です。
形が似ていて混乱しやすい文字の整理方法です。
ステップ4|単語と例文を「思い出す練習」で覚える
単語帳を何度も眺めるだけでは、実際の会話で言葉が出てこないことがあります。
日本語を見てタイ語を言う、場面を想像して例文を言うなど、答えを見ずに思い出す時間を作ります。
覚える必要がある単語だけを残す、自作単語帳の作り方です。
翌日・3日後・7日後に思い出す反復学習を紹介しています。
ステップ5|聞く・音読する・実際に話す
知っているタイ語を、実際に使えるタイ語へ変える段階です。
音声を聞き、意味を理解しながら音読し、最後は教材を見ずに自分の言葉として話します。
音声教材を使って、聞き取りと音読を組み合わせる方法です。
実際の会話で言えなかった表現を記録し、次の会話で使う方法です。
話し相手がいなくても、録音や一人二役で会話練習を行えます。
1日30分の基本メニュー
| 時間 | 学習内容 |
|---|---|
| 10分 | 教材の音声を聞き、まねして発音する |
| 5分 | タイ文字を読む・書く |
| 5分 | 前日に覚えた単語を見ずに思い出す |
| 10分 | 例文を音読し、自分の状況に置き換えて話す |
完璧より、今日もタイ語に触れること
タイ語学習では、やる気が高い日もあれば、教材を開くことさえ面倒な日もあります。
毎日完璧に30分勉強できなくても、音声を一つ聞く、単語を一つ思い出すだけで構いません。
短い学習でも続けていると、以前は聞き取れなかった音が聞こえ、街のタイ文字が少しずつ読めるようになります。
この基本を続けることが、独学でタイ語を話せるようになる最も確実な道です。