2014年11月18日火曜日

タイ文字の覚え方|子音44字を覚える30日練習法【独学実体験】

タイ文字を見て、 「44字もあるの? とても覚えられない」 と思ったことはありませんか。

私も独学を始めた頃、 似た形の文字が次々に出てきて、 なかなか頭に入りませんでした。

そこで私がやったのが、 44字を一気に丸暗記するのではなく、 30日という区切りを作って、 毎日少しずつ覚えていく方法です。

先に結論

タイ文字の子音字44字は、 最初から全部を完璧に暗記しようとしなくて大丈夫です。

1日2~3字 → 前日の復習 → 実際に書く → 似た文字を比較する

この流れを繰り返し、 30日後に「見分けられる文字・読める文字」を増やす方が、 私は続けやすかったです。

この記事では、 私が実際にタイ文字を独学した経験をもとに、

・子音44字を覚える30日学習計画
・1日15分でできる練習法
・似ている文字の覚え方
・覚えた文字を忘れにくくする復習法

まで、初心者向けに順番に紹介します。

先に結論

タイ文字の子音字44字を覚えるときは、 「いつか覚える」ではなく、 30日などの具体的な期限を決めます。

ただし、30日で完璧に読み書きすることを目指すのではありません。

まずは、文字を見て区別できること、 読み方を思い出せること、 見本を見ずに書ける文字を増やすことを目標にします。

タイ文字は44字?42字?最初に知っておきたいこと

タイ語の子音字は、 伝統的には44字あります。

ただし、そのうち ฃ と ฅ の2字は、現代タイ語では通常ほとんど使われません。

そのため、 実際によく使われる子音字は 42字と考えることもできます。

とはいえ、 タイ語教材や子音一覧では、 今でも44字をまとめて紹介するのが一般的です。

初心者の段階では、

「タイ文字には伝統的に44字ある。
でも、最初から44字すべてを同じ強さで暗記する必要はない」

くらいに考えておけば十分です。

また、 子音字を覚えただけで タイ語をすべて読めるようになるわけではありません。

タイ語を読むには、 このあと母音符号、声調、末子音なども学んでいきます。

だからこそ、 最初から全部を同時に覚えようとせず、 まず子音字を見分けられる状態にする ことを最初の目標にします。

「覚えた」の基準を先に決める

子音字を覚えるといっても、 何ができれば合格なのかは人によって異なります。

私は、次の4段階に分けて考えると、 学習状況を確認しやすいと思います。

段階 できること 最初の30日での扱い
1.見分ける 似た文字を区別できる 重点的に練習する
2.発音する 文字を見て音を思い出せる 重点的に練習する
3.書く 見本を見ずに文字を書ける 少しずつ増やす
4.単語で読む 単語の中でも文字を認識できる 次の段階として練習する

最初から4段階すべてを完璧にしようとすると、 一文字に時間がかかりすぎます。

最初の30日間は、 「見分ける」「発音する」「少しずつ書けるようにする」 という3点を中心にします。

締切を決めるときの3つのポイント

1.終了日をカレンダーに書く

「今月中」「そのうち」ではなく、 具体的な日付を決めます。

例えば、今日から始めるなら、 30日後の日付をカレンダーへ記入します。

終了日が決まると、 残りの日数と学習量を考えやすくなります。

2.完璧ではなく「確認日」と考える

締切を、 「44字を完全に覚えなければ失敗」 という日にはしません。

30日後に、

  • 何字を見分けられるか
  • 何字を発音できるか
  • 何字を見ずに書けるか

を確認する日と考えます。

覚えられなかった文字が残っても、 失敗ではありません。

次に復習する文字が明確になった状態です。

3.毎日の最低ラインを小さくする

毎日30分や1時間を最低条件にすると、 忙しい日に学習できなくなります。

私は、時間がない日でも、 一度だけ子音字を書いたり、 数文字だけ確認したりすることを優先しました。

最低ラインの例

・前日に間違えた文字を3字確認する

・文字一覧を1分だけ見る

・一つの文字を見ずに書く

・文字名を3つ声に出す

子音字44字を覚える30日学習計画

次は、私の経験をもとに組み直した、 30日間の学習例です。

一日に多くの文字を詰め込まず、 前に学んだ文字を確認する日を必ず入れます。

期間 学習内容 目標
1~7日目 1日2~3字を学び、文字名と音を確認する 最初の文字群を見分ける
8~14日目 新しい文字を追加し、前半の文字も毎日復習する 約半数を見て発音できるようにする
15~21日目 残りの文字を学び、似ている文字を並べて比較する 44字すべてに一度は触れる
22~26日目 順番を変え、文字を一字ずつ見て答える 配列ではなく文字そのものを覚える
27~29日目 間違えた文字だけを集中的に復習する 苦手な文字を減らす
30日目 見分ける・発音する・書くの3種類で確認する 現在地と次の課題を把握する

覚える順番は、使用している教材に合わせて構いません。

大切なのは、毎日新しい文字だけを増やすのではなく、 前に学んだ文字を繰り返し確認することです。

毎日15分の練習手順

長時間勉強できない日でも続けられるように、 一回の練習を15分程度に分けます。

時間 練習内容
3分 前日に学んだ文字を、答えを見ずに確認する
4分 新しい文字の形、文字名、音を確認する
4分 発音しながらノートや裏紙へ書く
2分 似ている文字と並べて違いを確認する
2分 間違えた文字に印を付け、翌日の課題を決める

余裕がある日は時間を延ばしても構いません。

ただし、最初から長時間の学習を基準にせず、 15分でも完了できる形を作っておくと続けやすくなります。

順番どおり書けるだけでは不十分

私は最初、 子音字を決まった順番で書く練習を繰り返していました。

順番どおりに書く練習は、 全体を確認する方法として役立ちます。

しかし、配列を覚えているだけの場合、 一文字だけを突然見せられると、 読み方が出てこないことがあります。

そのため、学習後半では順番を崩して確認します。

順番を崩す練習

・一覧表の文字を指でランダムに選ぶ

・カードを作って順番を混ぜる

・文字名を見て文字を書く

・文字を見て音を答える

・似ている文字を2字並べて見分ける

「一覧表の何番目にある文字か」ではなく、 その文字自体を見て答えられる状態を目指します。

似ている文字は一緒に復習する

子音字を覚えていると、 以前学んだ文字と似ている形が出てきます。

そのときは先へ流さず、 前の文字へ戻って横に並べます。

丸の位置、線の向き、長さなどを比較し、 どこを見れば区別できるのかを確認します。

学習できなかった日の立て直し方

30日間の計画を立てても、 仕事や用事で勉強できない日はあります。

私も、毎日予定どおりに進められたわけではありません。

一日休んだからといって、 翌日に二日分を無理に取り戻そうとすると、 学習量が急に増えてしまいます。

再開する日は、新しい文字を増やす前に、 前回学んだ文字だけを確認します。

学習が途切れた翌日の手順

1.前回学んだ文字を見ずに書く

2.忘れていた文字を確認する

3.その日は新しい文字を少なめにする

4.予定を一日ずらして再開する

締切は、学習を続けるための道具です。

締切に追われて学習そのものをやめてしまっては、 本来の目的から外れてしまいます。

覚えられない文字だけを記録する

44字すべてを毎日同じ回数練習する必要はありません。

覚えた文字は確認回数を減らし、 間違えた文字に多くの時間を使います。

記号 状態 次の対応
○ すぐ答えられた 数日後に再確認する
△ 時間をかけて思い出した 翌日も確認する
× 答えられなかった 形と音を確認して練習する

苦手な文字だけが残った一覧を作れば、 学習時間が短い日でも優先順位を迷いません。

無料サイトと教材を使い分ける

文字名や音をすぐに確認する場合は、 無料の学習サイトが便利です。

一方で、学ぶ順番、書く練習、復習問題まで管理する場合は、 一冊の教材を中心に進める方が迷いにくくなります。

私が使ったタイ文字教材

私が実際に使用し、 子音字、母音、声調などを順番に学びやすいと感じたのが、 『挫折しないタイ文字レッスン』です。

前に学んだ内容を確認する練習が入っているため、 自分だけで学習順序を考える負担を減らせました。

※当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

30日後に行う確認

30日目は、教材を最初から読み直す日ではありません。

次の3種類の確認を行い、 現在できることを記録します。

確認1:文字を見る
一字ずつ見て、文字名や音を答える。

確認2:音から書く
文字名や音を見て、該当する文字を書く。

確認3:見本なしで書く
覚えている子音字を、書ける範囲で書く。

すぐ答えられなかった文字を記録し、 次の1週間は、その文字を中心に復習します。

その後、母音符号や声調など、 次の段階へ少しずつ進みます。

まとめ

私がタイ文字の子音字を覚えるために行った基本は、 期限を決めて、毎日少しずつ書くことでした。

1.30日後など、具体的な確認日を決める

2.最初は子音字44字を見分けることから始める

3.一日に学ぶ文字を少数にする

4.毎日、前日に学んだ文字を復習する

5.発音しながら文字を書く

6.似ている文字を並べて比較する

7.学習後半は順番を崩して確認する

8.30日目に現在地を記録する

なかなか覚えられない日があっても、 その日に練習したことは無駄にはなりません。

覚えたかどうかだけで毎日を判断せず、 まずタイ文字に触れる日を増やすことが、 私には最も続けやすい方法でした。

※30日間は学習計画の一例です。開始時の知識や学習時間に合わせて期間を調整してください。