2016年4月27日水曜日

誤訳が多いからこそタイ語独学の必須の辞書

タイ語の勉強をしていて
色々な本が売っているけど
どうしても必要不可欠なのが
音引きの辞書。


なぜ? 
けっこう訳が違うことがあるからです!


音で引く・タイ日実用辞典

私はこれの古いバージョンを使っているんですが、
絶対に必要だなと
タイ語の勉強をするたびに思い知ります。


アマゾンでもかなり高評価なので
やはりみなさんも同じことを感じているようです。


たぶん、タイ語学習の本のレベルが
英会話の学習本のレベルに比べて
完成度が低いからなのかな。



例えば、今はタイ語の文章の音読を
できるかぎり日課にするようにしているんですが、


カオ プラソップクワームサムレット

という文章があったとします。

日本語訳では
「彼は成功する」

なんてあります。


「カオ」は日本語では「彼」
を意味します。


だったら、プラソップクワームサムレットは
「成功」を意味するのか。


なんて覚えてしまいそうになりますが、
ここで音引き辞書でプラソップを検索します。



すると
「プラソップ」は「経験する」
なんて意味があることを知ります。



ということは!



成功を経験する。




実際はそんな感じの意味になっていたのか!


というタイの人の頭の中に
近い訳ができるというわけです。



もう一例。


ロムレーオという文章がありました。
訳には「失敗する」とあります。



ロムレーオで失敗すると覚えても
そこまで遠くはないのでしょうが、
音引きで引いてみます。


ロムは「転ぶ」という意味があることがわかります。
レーオは「過去形」です。


ということは
失敗するという言葉は
タイの人の頭の中には
転んじゃった的なイメージも沸いているんじゃないかな?
ということがわかります。



ヤーンナーシアダーイ 惜しくも


と訳があっても
音引きでヤーンだけを引いてみると

ヤーン+形容詞=副詞



副詞になるから動詞を詳しくするときは
ヤーンが付くんだなぁ
って知っているだけで違うはずです!


どうです?
頭への残り方がかなり変わると思います!



だから、私は個人的に
独学をするんだったら
音で引く・タイ日実用辞典 は
必須だなぁと感じたんでお知らせしました。



別にそこまで気にならない人は
大丈夫なんでしょうが、
私は気になったので^^;

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