タイの街で見つけた、 駐車禁止の道路標識です。
標識のマークを見れば、 「車を停めてはいけない」 ということは何となく分かります。
では、 その下に書かれているタイ語、
ตลอดเวลา
は、何という意味でしょうか。
ตลอดเวลา
tà-lɔ̀ɔt wee-laa
「ずっと・常に・いつも・常時」
この道路標識では、 「常時」 と考えると分かりやすいです。
つまり、 駐車禁止のマークと ตลอดเวลา が一緒にあることで、
「常時、駐車禁止」
という意味になります。
ตลอดเวลาを単語に分けると分かりやすい
ตลอดเวลา は、2つに分けられます。
ตลอด
tà-lɔ̀ɔt
「ずっと・通して・〜の間ずっと」
เวลา
wee-laa
「時間」
タイ語の順番のまま考えると、
ตลอด + เวลา
ずっと・通して + 時間
という組み合わせです。
そこから、
「時間を通してずっと」
→「ずっと」
→「いつも・常時」
という意味になります。
「ตลอดเวลา」そのものは「駐車禁止」という意味ではない
ここは、 この記事で一番大切なところです。
写真には駐車禁止のマークがありますが、 ตลอดเวลา というタイ語そのものが 「駐車禁止」という意味なのではありません。
ตลอดเวลา
tà-lɔ̀ɔt wee-laa
「常時・ずっと」
です。
タイ語で 「駐車禁止」と言葉で表すなら、
ห้ามจอดรถ
hâam jɔ̀ɔt rót
「駐車禁止」
と言えます。
単語を分けると、
ห้าม
hâam
「禁止する・〜してはいけない」
จอด
jɔ̀ɔt
「停める・駐車する」
รถ
rót
「車・乗り物」
です。
タイ語の順番で見ると、
ห้าม | จอด | รถ
禁止する | 停める | 車
となり、 自然な日本語では 「駐車禁止」になります。
ตลอดเวลาは日常会話でもよく使える
ตลอดเวลา は道路標識だけのタイ語ではありません。
日常会話でも、 「いつも」「ずっと」 と言いたいときに使えます。
彼はいつも遅刻する
เขามาสายตลอดเวลา
khǎo maa sǎai tà-lɔ̀ɔt wee-laa
「彼はいつも遅刻します」
มา
maa
「来る」
สาย
sǎai
「遅い・遅刻する」
ตลอดเวลา
tà-lɔ̀ɔt wee-laa
「いつも・ずっと」
いつもタイが恋しい
ผมคิดถึงเมืองไทยตลอดเวลา
phǒm khít-thʉ̌ng mʉʉang-thai tà-lɔ̀ɔt wee-laa
「私はいつもタイが恋しいです」
ผม
phǒm
「私(男性)」
คิดถึง
khít-thʉ̌ng
「恋しく思う・会いたいと思う」
เมืองไทย
mʉʉang-thai
「タイ」
ตลอดเวลา
tà-lɔ̀ɔt wee-laa
「いつも・ずっと」
ตลอดを使った似た表現も覚える
ตลอด が分かると、 ほかの表現も理解しやすくなります。
ตลอดวัน
tà-lɔ̀ɔt wan
「一日中」
ตลอดคืน
tà-lɔ̀ɔt khʉʉn
「一晩中」
ตลอดไป
tà-lɔ̀ɔt pai
「これからずっと・永遠に」
ตลอดมา
tà-lɔ̀ɔt maa
「これまでずっと」
単語を一つだけ覚えるより、 ตลอด=「その範囲をずっと通して」 という感覚を持っておくと、 初めて見る組み合わせも理解しやすくなります。
街の道路標識はタイ語の教材になる
私がタイ文字を勉強していた頃、 街で見つけたタイ語を 読む練習によく使っていました。
今回の標識も、 最初から長いタイ語を読む必要はありません。
まず、
ตลอดเวลา
tà-lɔ̀ɔt wee-laa
「ずっと・常時」
という一語が読めれば十分です。
次に同じ言葉を街や会話で見つけたとき、 「あ、これは知っている」 と気づけるようになります。
教科書だけでなく、 道路標識、看板、商品、メニューなどを 短い教材として使うと、 タイ語が実際の生活とつながっていきます。
まとめ|ตลอดเวลาは「常時・ずっと」
今回の道路標識に書かれている、
ตลอดเวลา
tà-lɔ̀ɔt wee-laa
は、 「ずっと・いつも・常時」 という意味です。
道路標識では、 駐車禁止のマークと合わせて 「常時駐車禁止」 という意味になります。
そして、 文字で「駐車禁止」と言うなら、
ห้ามจอดรถ
hâam jɔ̀ɔt rót
「駐車禁止」
です。
街で見つけた短いタイ語でも、 一語ずつ意味と音を確認していくと、 立派なタイ語教材になります。
