2017年9月26日火曜日

【実体験レビュー】タイ語の覚え方・使い方Book2|中級者におすすめする理由

タイ語の単語をある程度覚えてくると、次に難しくなったのが
「似た意味のタイ語をどう使い分けるか」でした。

辞書を見ると、日本語では同じような意味が書いてある。

でも、実際の会話では「どちらを使えば自然なのか」が分からない。

そんな時期に、私がかなり面白いと感じて使っていたのが、
岡滋訓さんの『タイ語の覚え方・使い方Book2』です。

実際に勉強していた頃は、気になったページへ付箋を貼っていたので、
読み進めるほど付箋が増えていきました。

先に結論

この本は、タイ語を完全にゼロから始めるための最初の1冊というより、基本的なタイ語を少し学んだ後、「単語の意味は分かるのに使い分けが分からない」と感じ始めた人に特に面白い教材だと思います。

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『タイ語の覚え方・使い方Book2』はどんな本?

普通の単語帳は、

タイ語 → 日本語訳

という形で覚えるものが多いと思います。

もちろん、それも必要です。

ただ、タイ語を実際に使おうとすると、日本語訳だけでは分からないことが出てきます。

  • 似た意味の単語はどう違うのか
  • どの場面で使うのか
  • 日本語では同じ訳でも、タイ語では何が違うのか
  • 一緒に使われやすい言葉は何か

この「日本語訳の先」に興味が出てきたとき、この本が面白くなりました。

私が特に感じた魅力

単語を一対一で丸暗記するというより、似た言葉を比べながら「語感」を育てていく感覚があります。

私が「これは面白い」と感じた使い分け

昔の記事でも書いていたのが、次の2つです。

タイ語 発音 大まかな意味
ลางาน laa ngaan 仕事を休む・休暇を取る
หยุดงาน yùt ngaan 仕事を休む・仕事を止める

カタカナの目安:

  • ลางาน:ラー・ガーン
  • หยุดงาน:ユット・ガーン

日本語にすると、どちらも「仕事を休む」と訳せる場面があります。

しかし、まったく同じではありません。

ลา には、許可を得て仕事などを一時的に休む「休暇を取る」という意味があります。

一方、หยุด は基本的に「止まる・止める・休む」という広い意味を持つため、หยุดงาน は文脈によって「仕事を休む」「仕事を止める」といった意味になります。

ここが単語帳との違い

「日本語ではどちらも仕事を休む。でもタイ語では同じではない」と気付くと、単語をただ暗記する勉強から一段進めます。

※カタカナは大まかな読み方の補助です。声調、母音の長短、末子音まで正確に表すものではありません。

付箋が増えた理由

私は、この本を最初から最後まで一度読んで終わりにはしませんでした。

読んでいて、

  • 知らなかった使い方
  • 自分が混同していた単語
  • 実際の会話で使ってみたい表現
  • もう一度確認したい説明

が出てくるたびに付箋を貼っていました。

そのため、勉強するほど付箋が増えていきました。

でも、この本はそれでいいと思います。

一度読んですべて覚える本というより、何度も戻りながら、
自分の中のタイ語の使い分けを増やしていく本
として使う方が、私には合っていました。

私ならこう使う|3ステップ

1.全部覚えようとしない

面白い説明が多いからといって、最初から全部暗記しようとすると大変です。

まずは、

「自分もこの2つの違いが分からなかった」

というところだけ拾います。

2.自分の例文を1つ作る

説明を読んで納得したら、その単語を使って自分の生活に関係する短い文を作ります。

例えば、ลางาน を覚えるなら、

วันนี้ผมลางานครับ

発音:wan-níi phǒm laa ngaan khráp

カタカナ:ワンニー・ポム・ラーガーン・クラップ

意味:今日は仕事を休みます。

自分が実際に言いそうな文にすると、単語だけで覚えるより使う場面を想像しやすくなります。

3.翌日、説明を見ずに違いを言う

翌日に本を開く前に、

「ลางาน と หยุดงาน はどう違った?」

と自分へ質問します。

完璧な説明ができなくても構いません。

一度自力で思い出してから本を見直すと、自分が分かっていない部分がはっきりします。

どんな人におすすめ?

タイプ おすすめ度
基本単語は少し分かるが、使い分けに迷う かなりおすすめ
単語を日本語訳だけで暗記するのが苦手 おすすめ
似た表現のニュアンスを知りたい かなりおすすめ
タイ語を今日初めて勉強する まず基礎教材から

Book1とBook2、どちらから始める?

完全初心者で、まず語彙そのものを増やしたいなら、私はBook1から入る方が分かりやすいと思います。

一方で、ある程度勉強して、

  • 日本語訳だけでは違いが分からなくなってきた
  • 似た単語を使い分けたい
  • もっと自然にタイ語を使いたい

と感じているなら、Book2を読む面白さが増します。

現在も購入できる?

『タイ語の覚え方・使い方Book2』は現在もAmazonの商品ページがあり、電子版や紙の版を確認できます。

価格や在庫、販売形式は変動するため、購入前に商品ページで現在の状態を確認してください。

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まとめ|単語の「意味」から「使い分け」へ

タイ語を始めたばかりの頃は、まず単語の意味を覚えるだけで精一杯でした。

しかし、少し話せるようになると、

「意味は分かる。でも、どちらを使えば自然なんだろう?」

という新しい壁が出てきます。

『タイ語の覚え方・使い方Book2』は、私にとって、その壁を面白くしてくれた教材の一つでした。

付箋を貼り、戻り、違いを確認し、実際の会話で使ってみる。

単語数をただ増やすだけではなく、タイ語の語感を少しずつ育てたい人には、一度チェックする価値のある本だと思います。

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